心の指針ルーレット



【宇宙への架橋】

いったいどうしたことだろう。
教団の歴史が始まって二十年近く経ったある日。
「宇宙」が私の方に向かって近づいてくるのを感じた。
様々な銀河系が、
地球に向かって集まってくる感じがするのだ。

宇宙科学によれば、
星々は、百三十数億年前のビッグ・バン以来、
膨張し、
遠くへと飛び去っているという。

なのに、目には見えない存在が、
地球で説かれる仏法真理が、
どのように広がっていくか、
新しい文明が、
先進宇宙人類のものに
追いつくかを、
じっと視続けているように思われるのだ。

どうやら私たちは、
地球の歴史の中で、
過去の七大文明を超えて、
新文明が建設される、
黎明の時代に生きているらしい。

果たして宇宙人まで導く天命が、
私に与えられているかどうかは知らない。
ただ、私たち地球人も、
宇宙の一員だと考えることから、
宇宙への架橋の建設が始まることだけは、
間違いのない真実だ。

(心の指針129)

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